ふぁ〜すといんぷれっしょん
最終更新日:2000年1月31日
ここは、少しでもプレイしたゲームについての軽めな感想を
書き残していく、いわば「ゲームプレイ日記」みたいなものです。
猪名川でいこう!!
2000/01/31
「猪名川でいこう!!」は、そのタイトル通り「こみパ」をメインに据えた、リーフアミューズメントCDの第3弾だ。
ゆえに、こみパ中断中の俺としては、あまり見るところがないだろうと、ほとんど期待もしていなかったのだが、発売直前になって、高橋氏&水無月氏の新作ミニゲームが収録されるとの発表があり、がぜん楽しみになっていた。
というわけで、今回は「ナイトライター」のみのいんぷれっしょんになることをお断りしておこう。

さて、その「ナイトライター」だが、ジャンル的にはタッチタイプ練習ソフトということになるのだろうか(笑)。
(パッケージ裏には「タイピングADV」と表記されている)

プレイするまでは、職業柄タイピングには多少自信がないこともなく、これは楽勝だろうと踏んでいた。
この手のソフトを試したことはなかったし、まぁ、腕試し的にも丁度いいだろうと思っていたのだ。
が、実際にやってみると・・・結構難しいやないの〜(自爆)。

考えてみると、まったく手元を見ずにキーを打ち続けるのってすごい技術よねぇ・・・っていうか、まず指をホームポジションに置くところから覚え直しやん(^^;
う〜む、このキーはこの指で打つって決まってたのかぁ・・・。いつも適当にタイピングしてたもんなぁ(^^;
いかにこれまで自己流でタイピングをしていたのかをあらためて知ることになろうとは・・・(苦笑)。
とまぁ、しばらくヒロイン・コリンの指示に従ってキーを打ってみたのだが、画面上にキーボードが表示されている練習モードならなんとかなるものの、実戦ではさっぱり。ボロボロですわ(苦笑)。
何度かリトライを繰り返してみても、どうもうまくいかない。
・・・って、これじゃプログラマ失格ですか?(自信喪失)つーか、いまさら直せるかっつーの(爆)。
それに、このままだと全くゲームが進まないので、結局自己流を通すことにした。
要は、最初のキーの位置だけ視線を落として確認できれば、あとは指が勝手に動いてくれるはずである。
よしよし、やっぱしこっちの方が調子いいぞ。
これが自己流ってやつよね〜。自己流ばんざ〜い←自信回復(笑)
つーわけで、何とかクリアできましたが、いやぁ、おもしろいわ、これ。

まず、タイピングADVということで、戦闘中にキーを打つ=呪文を唱える、という感じになっているんだけど、例題というか、コマンド文が笑える、笑える。
リーフ関係の単語はもちろん、アニメの台詞など、コマンド成功時の呪文の詠唱が真面目な口調なだけに、そのギャップがまた余計におかしいのよね〜。
打鍵成功=呪文完成とわかりやすい戦闘システムは、単純ながらも気持ちよく遊べるし、戦闘に入る時の効果も格好いい。
また、キーを打つ効果音や戦闘BGMも聞いてて燃えるし、なんか、単なるタイピング練習ソフトでも作り方しだいでちゃんとおもしろいゲームにできるというのが、ゲーム開発に携わる者としては一番刺激を受けたような気がする。
そして、期待通りのシナリオも巧いよなぁ。
主人公やヒロインはもちろん、サブキャラたちも立ってるし、短いながらもラスト近くではちょっとグッと来る、素敵なストーリーに仕上がってるんじゃないだろうか。一気に最後までプレイしてしまう勢いは、さすが高橋氏よね。
というわけで、俺的にはこの「ナイトライター」1本で充分満足できてしまったのだった。

あとは・・・続編に期待かな。
ストーリー的にも「第1話」的な感じだったし、主人公と絵美(字、あってるかな)さんの関係に、今後コリンがどう絡んでくるかも気になるぞ。
個人的には今度はユンナとパートナー組んで、彼女の手助けもしてあげたいし。
とまぁ、いろいろと話の広がりが期待できそうな世界観なんで、是非ともご検討願いたいところだ。
・・・ていうか、このまま4話くらい用意して、いっそ独立した作品として、リーフ初の一般向けソフト(しかも、タイピング練習ソフトだ(笑))として発売すれば、結構いい線いけそうな気がするんだけど(^^;

ページ作成:蒼月 白羽