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幻蒼ネットワーク
なんとなく戯言(2003年02月)
2003/02/28
40,000HIT 突破しました。ご訪問ありがとうございます。

「犠母姉妹(セレンアドバンス)」がなかなかいい感じ。
「兄嫁」に引き続いてのADVですが、前作での不満点(回想シーンでの閲覧性の悪さ)がきちんと解消され、攻略についてもガイド機能追加による配慮と確実な進歩の跡が見られます。
肝心のストーリーについても充分及第点で、安心して遊べる良作ではないかと思います。

まぁ、悪く言えば目新しさのない手堅い作りといえなくもないですが、こういう良作を毎回確実に届けてくれるメーカーは貴重ですし、俺の中ではセレン(セレンアドバンス)はデフォ買いメーカーのひとつです。
セレンについては、おなじみのマトリックスによる調教SLGや最近のADVを見ても流行に左右されず常に自分達の得意なジャンル・題材を元に
いい仕事をしている印象が強く、その作品は手堅い作りでありながらもそれに満足せずきちんとユーザーの声を取り入れた機能向上も図られていて、好感が持てます。ホント頑張ってほしいです。

で、「犠母姉妹」についてはまだ完クリできていないのですが、ちょ〜きょ〜メインのメーカーイメージに反して純愛系ルートが意外にいいです(笑)。
そういえば「兄嫁」の時もそんな話があったような。
今回はサブキャラのひとり「綾」がお気に入り。
発売前に見た、キャラ紹介での第1印象ではパッとしなかったもののシナリオがなかなかよく書けていて、綾のキャラが立っていたと思います。
もちろんシナリオを売りにした、いわゆる「感動系」とは比べるべくもないですが、肩肘張らないで素直によかったといえるお話だったなと。

あと今回セレンはおもしろい試みをやっていて、5月に人気投票で選出されたキャラによる調教SLGが出ます。
出演者についてはすでに結果発表があり、残念ながら綾は落選しましたが、(さすがにサブキャラだと辛いよな〜(泣))お得意のSLGということで
こちらも期待できそう。
こういう「バリバリ遊べるファンディスク」というアイディアは非常にいいと思うので、今後も続けてほしいですな。
ひとつ要望を挙げるとすれば、インターネットから応募できるシステムにしてほしかったなと。
葉書だとスペースが狭いし、書くの面倒なんだよなぁ。文章の書き直しとかも激しく大変だし。
購入ユーザー限定にしたいのであれば、マニュアル記載のIDを入力するようにすればいいわけで、アンケート葉書も含めてぜひインターネット対応を検討していただきたいところだ。

というか、アンケート葉書って未だにネット対応が主流になってないのはなんでなんだろ。
今回、SLG化前提の人気投票に参加したくて、久しぶりに葉書を書いたんだけど、前回はいつだったかと思い起こしてみると「犠妹」の時だ。
この時は葉書を送るとプレミアムディスクがもらえたんで書いたんだっけ(苦笑)。
あと、もらったディスクを見てて思い出したのが、最近のセレンのゲームはパッケージが紙製になってて残念なり。
気に入った作品はパッケージごと手元に置いておきたいから、このプレミアムディスクのようなDVDトールケース(って言うんだっけ)に戻してもらえると嬉しい。
紙製は場所食うし、結局捨てる羽目になるんだけどメーカー的には安上がりなんだろうか…。

そうそう。
「犠妹」といえば、「犠母姉妹」のキャラ紹介ページに載っている「?????」ってシルエットから悠奈だと思うんだけど、まだ1度も遭遇できてないや(^^;
「犠」シリーズといえば悠奈でしょうというくらい、とてもお気に入りのキャラ(セレンのゲームでは一番かも)なので、友情出演(?)はファンとしても嬉しい配慮ですな。
2003/02/21
「TLS最新作」キターーー!!

いやぁ、なんというか実にタイムリー。
というのも、ちょうど「TLS」再燃状態になっていたわけで。

再燃のきっかけは確か今年の年始頃、この時期って発売される本数が少ないということもあり、やりたいゲームがないな〜、そんじゃ長年の心残りだった「3」の蒼月さん狙いで再プレイすっかな、という流れだったかと。
で、無事に「TLS3」発売2年越しの蒼月さん初クリア(しかも、タイムリミットの高校入試直前という、ある意味ドラマティック(?)な展開)を皮切りに、「2」に戻って(なぜか「3」をやると必ず「2」もやりたくなるんだよなぁ(^^;)
森下さんクリア、中里さん玉砕(苦笑)、沢田さん狙いでプレイしつつ、「TLSファンディスク」の再プレイも始めたりと、個人的にえらく盛り上がっていたところだったので実に嬉しいニュースだったりします。
さすがに2月に入ってからはX-BOXの「FATAL FRAME(テクモ)」「ANUBIS(コナミ)」と続けて良作が出たこともあり、「TLS」の方は中断気味ですが、それでも「今一番続編が出てほしい作品」といっても過言ではありません。

さて、「TLS」の魅力について語るなら、まずは何といってもシリーズを重ねる度によりキュートになっていく、松田 浩二さんが描くキャラクターたちだと思います。
いい意味でマンガっぽいデザインやイベント絵が「TLS」の大切な「味」ですよね。
で、次に挙げたいのが珠玉のBGM。
特に毎回メインヒロインの曲はすばらしく、ついつい2、3度ループするまで聞いてしまうことが多いです。
そして、簡潔ながらも印象深いイベント群も重要でしょう。
これらの絵、音、文章が織りなす「TLS」独特の世界観がとにかくお気に入りで今回「3」や「2」をやり直してて、俺ってホントに「TLS」が好きなんだなぁ、ってあらためて実感しました。
…そーいえば、このネタで1回HPを更新するつもりだったっけ(^^;
で、その時の文章の締めに最新作出ないかなぁ、せめて「2」をPS2に移植してくれれば、という願望を述べるつもりだったのがいきなり第1希望実現でマジ驚いてます(笑)。

で、ネットにあがっている雑誌のキャプ画像を見た感想をつらつらと書いてみると。

まず、非常に「今風」なキャラデザインだ。なんだか純愛系エロゲーっぽい?(苦笑)
う〜む、「TLS」一番の味が失われたっぽいのは残念だけどこれは仕方ないか。
最新作が「4」でないのは、キャラデザ一新というのが一番の理由だろうねぇ。
お、メインヒロインの名前は「ひな」っていうのか。
…「あやね」「あかね」「たかね」と歴代続いてきたメインヒロインの名前の雰囲気がガラッと変わっちゃったのがファンとしては結構寂しいかな。

正直、これが「TLS」の最新作というにはまだ違和感ありまくりだけど、ディレクターを始め他のスタッフが変わっていなければ(この辺どうなんだろう?)
きっと「TLSらしさ」が徐々に見えてくるはず。
今はただ念願の復活劇に感激しつつ、期待してそのときを待ちたいと思います。

ページ作成:蒼月 白羽

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