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幻蒼ネットワーク
なんとなく戯言(2005年12月)
2005/12/30
気が付けば、2005年もあと2日…って、この書き出し去年と同じだな(笑)。
毎年のことながら、どうにも年の瀬という気がしないままにつらつらと書き綴ってみようと思います。

え〜っと、5月末以降更新を休止していた「PROJECT nayuta」ですが、制作の方はひと区切りつきました〜。ぱちぱちぱち〜(拍手(^^;)。
「完成」というにはまだ遠い状態なものの、ひとまず制作予定だった項目にいくつかプラスアルファを加えた形の「提出版」としてフィックスしています。
プラスアルファ要素の例を挙げると、ファーストプレイ時のパートナー選択画面や各種画面切り替えエフェクトなどがあります。

パートナー選択画面
選択画面については、当初はもっと簡素なものを考えていましたが、だいたい納得のいく形に仕上がったと思います。
余談ながら、「nayuta」はもともとあまり世界観だとかストーリーを語るRPGではなく(世界設定はある程度決まっているんですけどね)まったりとプレイヤーの成長を楽しむゲームを目指しています。
そのため「提出版」ではNPCとの会話といったシステム自体を省略している関係から、パートナーキャラの説明文などは数少ない「キャラ表現」の場のひとつとしてかなり力が入りました(笑)。

パートナーキャラを戦闘ユニットとして見た場合、ある程度の優劣はあるものの、プレイヤーの分身である主人公と比べると断然弱いです(正確には主人公が強い、のですが。これにも一応設定はあります)。
戦闘バランスについてもレベルが低い間はかなりきつめになっていると思います。
ここら辺は、最初は足手まといにも見えるパートナーが次第に「頼りになる相棒」に育っていくことで、より彼女たちに愛着を感じてもらえないかなーという意図なんですが、正直まだそこまで表現しきれていないでしょうね(苦笑)。

現在最新のバージョンは11月下旬にビルドした「phase.0276」です。これを今年中に公開したいと思っています。
で、年始頃から「nayuta」の制作を再開する予定です。
ネタとしてはフィールド(ダンジョン)マップの3D化(「ウィザードリィ」みたいな感じ)を考えていて、オートマッピング機能を付けたいな、と。
「nayuta」では2Dのダンジョンをウロウロするよりも、歩いて徐々にマップを埋めていくタイプの方が向いているんじゃないかと感じていて、実験がてらにちょっとやってみるか〜と思ったわけです。
…「提出版」フィックス後はひと区切りついたのと下記の件でバタバタしていたからか、しばらく制作のモチベーションが下がり気味だったのがここ数日で盛り返してきた感じかな。

あと、最近のニュースとしては猫の病気なんかもありました。
うちで長年飼っている猫が3匹いるのですが、そのうちの1匹(かりん。♀)が11月の末頃急に元気がなくなり、慌てて母親と近所の犬猫病院に連れて行ったという事件(?)です。
この3匹の猫は、15年前に家の床下で泣いていたところを妹が引っ張り出してきたときからの付き合いです。
猫にもそれぞれ性格というか個性があって、かりん(命名俺。ちなみに漢字で書くと「花鈴」らしい)はよくいえば「天真爛漫」なコで、本当にかわいい猫なんですね。
で、採血してもらった検査の結果、極度の脱水状態で内臓のあちこちがかなり悪いとのこと。
検査の各項目について詳しく説明をしてもらったのですが「こりゃダメだ…」という絶望的な数値ばかりが並んでいました。
あまりの絶望感に俺は気分が悪くなり途中で退席する羽目に…って、どうも採血の時に血を見たのが原因で貧血を起こしたのが再発したようです。

結局その日(土曜日)は皮下注射をしてもらって帰宅したわけですが、その夜は辛いのか、やたらうろうろして正直見てられないくらいかわいそうでした。
…年も年なので仕方がない(人間の年齢でいうと80歳くらいのようです)とはいえ(たとえ猫であっても)身近なものの死、というものが現実になりつつあることに戦慄を覚えたというか。
翌週、かりんは半入院という形で点滴を受け続けました。

そして。
なんというか、動物というのはすごいな、と。
1週間後には、脱水症状から見るからに回復し(毛のツヤもそこそこ出てきた)、もう聴くことができないかもと思っていた、独特の高い鳴き声(うるさいともいう)を元気に聴かせてくれたのです。
とはいえ、さすがに老齢ということもあり内臓の方は芳しくないままで、ある意味、いつ力尽きるかわからない状態ながら、かりんは再び三途の川を渡らずに戻ってきました。
実はかりんは最初の1年目くらいの時にも死にかけたことがあって、家族のみんなに悪運の強い猫として認識されていました。
そういうこともあってか、俺はなぜか今回も死なないという確信を持っていたのです。

2004/03/14撮影
左から「とら。♂」「かりん」「はち。♀」
2005/12/06撮影
約1週間の半入院後のかりん

結局、今も週2回の通院を続けながら、かりんはなんとか年を越せそうです。
…正直、全然書ききれていないけれど、これだけは確実です。かりんは今日も生きてます。

ページ作成:蒼月 白羽
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